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『娘が妻のお腹にいるころから「家が欲しいなぁ」とぼんやり考えていました。それから娘が誕生し、ちょっと本気で考え出そうかと思っていた矢先、雑誌の広告で【家づくり勉強会】というセミナーが開催される事を知りました。』
当時お住まいだったご自宅から筑紫野市のセミナー会場まで、決して近いとは言えないその距離を、涼しい顔で自転車を走らせてきたIさまご主人。「運動がてら行ってみようかなぁ~」くらいの軽いノリでの参加だったそうですが、セミナーでの話はご主人にとって「もしかしたら自分にも注文住宅を建てる事が出来るのではないか?」という気持ちさせられた内容だったとのこと。
Iさまご夫婦の家づくりのお話です。
娘が生まれる前に他社を見た事がありました。その頃は建売中心で見ていたのですが、土地もプランもデザインも、全て妥協しなければいけない内容でした。
この先、色んなものに妥協しながら決めていくんだろうなぁと思っていたのですが、軽い気持で参加したこの勉強会で大変有意義な話を聞く事ができ、「もしかしたら、自分の好きな感じで家を建てる事ができるのかも?」という気持ちになりました。
それから数日後の資金計画の打合せでは、元々可能な金額の枠を決めていましたので、その枠内で計画を出してもらう事で、特にびっくりするような金額を提示されることもなく「これなら本当にいけそうな気がする!」と、この勉強会がきっかけで、漠然とした理想が現実へと一歩近づき始めました。
土地は自分達でもエリアを限定して探していましたが、『家づくり勉強会』で悠建築さんに出会い、営業担当のNさんが見せてくれた土地の一つに、以前自分達でもチェックしたことのある土地がありました。
当時その土地には古家が建っており、住宅街にありながらも庭の草木がうっそうと茂った、正直近寄りがたいと感じる場所でした。
そんな土地を見てNさんは「この土地は料理のしがいがあります!」と・・・。
確かに、今はうっそうとしているけれど、広いし、奥行きもある。
Nさんのアドバイスにより「ここは無いな」と思っていた土地に対しネガティブな感情が無くなり、更にタイミング良くその土地がボコッと値下がりしたのです。そして交渉してみるとそこから更に値下げしてもうらことができ、結果として、既存の古家を解体・整地しても予算内に収まるという事実が判明!
物事がタイミング良く動き出し、ついに私達のマイホーム建築が始動する事になりました!
R+houseでの家づくりはアトリエ建築家との家づくりが魅力です。Nさんから「いろんな建築家がいて、“設計”じゃなくて“芸術家!”」という言葉を聞き、うっそうとしたこの土地を芸術家がどう料理してくれるのか?それを確かめる楽しみもありました。
Nさんは「やれる!必ずいいものが出来る!」と常に自信満々でした。
R+houseでの家づくりでまずやらなければいけない事は、どんな生活がしたいか?どういうコンセプトの家にしたいか?などといった未来の生活プランを、2人で書き出す事から始まりました。好き勝手に箇条書きにしたキーワードを見て、建築家の先生がどんなプランを持ってきてくれるかとてもワクワクしました。お気に入りの画像をスクラップするなどという視覚で表現する方法ではなく、言葉でのイメージのみで伝え、先生には自由にやってもらう事にしました。
【待ちに待ったプランとの初対面!お2人が書き出したキーワードが、図面上で表現される日です!I様邸を担当するのは山口県在住のアトリエ建築家・内山里江先生です。】
(ご主人)正直、最初に図面だけ見てもいまいちピンときませんでした。私達が要望した「明るい」「風通しがいい」「木に囲まれた」「人目を気にせず開け放って生活したい」といったワードから内山先生が考えたのは【2階リビング】という提案でした。最初は、う~んどうかな?と、思いましたが、よくよく話を聞いていると非常に細かく計算された空間がそこにはあって、パッと見ではわからない細かい窓の作り方、座っている時の見え方、立っている時の見え方など、これは相当考えてもらっているプランだなと感じました。
(奥様)2階リビングには驚きました!買い物して毎回2階まで荷物を持って上がるの・・?というのが最初の感想でした。ですが、内山先生自身が2階リビングの家にお住まいとの事で、2階リビング生活の良い所、悪い所などもお話しいただき、実際に生活している人の話なので信じられると思ったのと、話を聞いていたらなんだか良さそうだなと思えてきました。
家事動線もすごく良く考えられていましたし、要望で伝えていた通り棚がたくさんあったのも嬉しかったです。
初回の提案は驚きのプランでしたが、そもそも建築家の先生に対して縛りをかけていなかった分、私達も覚悟はしていましたし、提案してもらったところからスタートしていこうという体制でした。それに、内山先生からは間違いの無いものが出てくるし、きっちりやってくれるだろうという期待も込めて、初回プランに少々棚を追加する程度でプランも確定し、その後の仕様決めもスピーディーに進んでいきました。
着工してからは、仕事の帰りにチラッと見に行ったりしていました。「木」だけだった構造体にミナモ(R+オリジナルサイディング)が張られた時は、あまりにもピシャッと決まりすぎて「これはいいのが建ってしまうな!(笑)」と、心が躍りました。
ミナモの黒と東側アクセントの木の外装材、そしてアースカラーの吹き付けと、色彩のコントラストが素晴らしい!
そんな「色」に関して一役買ってくれたのが、悠建築工房設計室の木下さんでした。木下さんの提案は、私達が思っているものの遥かに上をくるのです。無難な提案ではないので一度持ち帰って2人でじっくり考えたあげく「うん!間違いない!」と。
私達の間では「木下さんセレクトに間違いなし!」が合言葉でした。
陽射しの入れ方、窓のつくりと高さはまさに絶妙でした。
座ったら何も見えない・・ただただ空がみえるだけ。
狙い通りの空間を体感できており、やはり2階リビングは正解だったと確信しています。
和室に切り取られた窓もすごく良くて、晴れの日はもちろん雨の日でも気持ちいいんです。娘もこの大きくて四角い窓が大好きで、ここからよく外を眺めています。
外から見てもバランスがすごくいいんです。
夜になると、帰宅して駐車場から家を見上げた時、ライトを当てた木の影が外壁のミナモに映し出されすごく良い雰囲気!!このアプローチでまず満足し、さらに玄関を入ると木下さんセレクトのピンク色の壁の登場にテンションが上がり、正面にスッと延びるスケルトンアイアンの階段をみて優越感に浸る!
この一連の流れがあるから、何度帰宅してもかっこいいんです!(笑)
(奥様)キッチン、洗濯機、物干しスペースが集約されていて、実際に生活してみて本当に家事が楽になった事を実感できます。
プランの段階で、1階が寝室になるため子どもが勝手に外に出ないかと懸念していると「玄関が見えるキッチンにしましょう」と、内山先生。
そして完成した今、実際にキッチンに立ってみると、確実に人の出入りが確認できて、2階で家事をしながら「いってらっしゃい」や「おかえりなさい」を言うことができるんです。
(ご主人)お気に入りは「窓」です!どこの窓もよく考えられていて、リビングは朝から明るいし、雨が降っていても軒の出が深いので開ける事ができるし、家全体に光と風をうまく取り込めるよう設計されています。まさに『ソラノマド』ですね。
書斎も気に入っています。書斎は閉鎖されておらず、リビングからその空間が見えるのですが、そこへ向かう為にはちょっと狭くなった小路(こみち)を通らないといけないため、中にいると意外と集中できる場所なんですよ。
R+houseを取り入れ、土地から探してくれるので、デザインを欲している人達にはとても心強いところではないかと思います。これからもガツガツいって欲しいです!
現場監督さんには、随分とわがままを受け止めてもらいました。なので今後とも宜しくお願いします!
Nさん、木下さん、現場監督Iさん、この出会いに感謝しています!