慣れ親しんだ「平成」がいよいよあと1ヶ月で終わります。
「平成」ありがとう!そして長い間お疲れ様でした。
あと5月までもう少しありますが頑張ってくださいね。
まだまだ使わさせてもらいます。
そして新元号は「令和」と発表がありました。
新元号「令和」、5月からお世話になります。
切り替えのときはいろいろ戸惑いそうですがよろしくお願いします。
話は変わりますが、道行くサクラ はどこも 満開でキレイですね。
あの淡いピンク色の花が何とも言えない魅力なので
花も当然見るのですが、私の目線はその下の幹を見てしまうんです。
あの横線が入ったゴツゴツした桜独特の「幹」です。
むかし何かで読んだ染物屋さんの桜染めの話から。
桜染めは、花びらで染めると思いがちですが、実は桜の幹、樹皮からなのだそうです。
特につぼみができて開花する前の樹皮が、あの淡いピンク色の塗料になるのだそうです。
他の時期はただの茶色しか出ないので、開花前のこの時期だけと限定らしいです。
あの花びらの色の原動力は、幹であり樹皮なんですね。もっと言うならば
大地に根付いている根っこも大事な原動力で、桜の木、全てに無駄がないんですね。
「外から見て美しい桜も、実は幹の内側にある」
1年に一度の開花のために栄養素をしっかり温存しつつ、そして一斉に開花し、最後に散ってゆく。
毎年これを繰り返しながら私たち日本人を魅了し癒してくれている。凄いパワーの花ですよね。
花もさることながら、なぜか内面で密かに頑張っている幹に対して「お疲れ様~」って
声をかけたくなる私 です。
桜に見習って私自身も、人としての内面を磨き、
その年、次の年と、年を重ねるごとに成長し続けたい。
人生いろいろなことに直面しますが、いろいろな経験があるからこそ
学びもあり気づきもあり、
これこそが内面磨きの栄養素なのかなと思います。
ピンク色はもう無理なお年頃なので、「色」ではなく「味」のある人に成長したいです。
工事部 uemoto