夏も終わりに近づき、これからは台風シーズンの到来です。
今年も既に台風8号を数え、台風8号は朝鮮半島に上陸し韓国、北朝鮮に大きな被害をもたらしました。
台風8号に続き9号も発生し(8月28日12時現在)、週明けに沖縄付近を通過し東シナ海へ進む可能性が高く、東シナ海で進路を北東に変えて、九州に近づく可能性もある。
今後いくつ台風が発生するかわかりません。
近年の気象情報は非常に精度が高く、台風は地震や水害よりも事前に備えができる災害です。台風が接近してからでは間に合わない対策もあります。普段からできる防災対策として『家の外の備えは十分に』『非常用品を備蓄する』『家族で話し合う』『ハザードマップを入手する』『近隣の建物や道路を知る』『近所の方とコミュニケーションを取る』など今すぐできる準備をしっかり整え、危険から身を守ることを優先することが大事ではないでしょうか。
9月から10月にかけての台風シーズンが私たち建築業者にとって一番頭の痛い時期かもしれません。台風被害を最小限に抑えるための準備が主な仕事となります。お施主様の大切なお家を守る。近隣の方々への被害を避ける。『備えあれば憂いなし』というように早めの備えが時期の大事な仕事になります。被害を最小限に抑えることが、万が一被害を被った時の対処が評価の違いに現れると思います。地域密着を標傍している弊社にとってはこの時期の仕事が会社の運命を握っていると言っても過言ではありません。
まだまだ残暑も厳しく、コロナ禍の状況が続きます。皆様におかれましても、体調管理にご留意いただきご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
令和2年9月
代表取締役社長 穴見 敏幸