毎年のように発生する自然災害。
広島・岡山を中心とした昨年7月初めの西日本豪雨は、河川の氾濫や浸水害・土砂災害が発生し、死者が200人を超える甚大な災害となりました。
今年も8月27日から28日にかけ佐賀県を襲った集中豪雨。武雄市で一人の方が水に流された車の中で亡くなりました。
想定以上の豪雨は、近隣の鉄工所から流出した油による被害が、家屋はもとより農作物や有明海にまでおよぶ甚大な被害をもたらしました。
油の流出は復旧にも大きく影響を及ぼすのではないでしょうか。
そしてこの時期は台風情報が一番気になります。
これから先、9月から10月の台風シーズンが、私たち建築業者にとって頭の痛い時期かもしれません。これからが台風シーズンの本番到来という感じです。
最近は正確な台風情報のおかげで早めの備えができます。外部養生シートのたたみ、建築確認板・仮囲いの撤去、仮設トイレの補強など、現場監督はこの時期が一番忙しいと思います。
建築中のお施主様の大切な財産を守る。強風による近隣・通行人の被害を避ける。早め早めの備えをすることが一番大切ではないでしょうか。
備えることは決して難しいことではありません。情報に基づき、当たり前のことを、早めに正確に、そして確実に行うことだと思います。まだまだ台風シーズンは続きます。
当たり前のことを徹底する。このことを念頭に、最大の準備を行い最小の被害に留めることが私たちの仕事です。
まだまだ残暑が続きます。そして自然災害が発生するかもしれません。万が一、台風や大雨によって自宅が被害を受けたら、まずは弊社にご連絡いただければと思います。
皆様におかれましても、体調管理に留意いただき、ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
2019年9月 代表取締役社長 穴見 敏幸