今年も残りわずかとなりました。年齢を重ねるごとに、年月の移り変わりの速さを実感するようになりました。皆様にとって今年はどのような1年だったでしょうか。
今年も自然災害の多い1年でした。8月末には九州北部の豪雨災害、そして9月22日の台風17号により九州北部も大きな被害を受けました。さらには、東日本を襲った台風15号・19号が猛威を振るい、特に19号では記録的な大雨により東日本に甚大な被害をもたらしました。11月4日の報道では90人死亡、5人行方不明、71河川で決壊と、復旧にはまだまだ時間がかかる見込みとのことです。
暗い事ばかりではなく、うれしい事もありました。ラグビーワールドカップでは日本代表が一次リーグで全勝し、ベスト8まで進んだことです。私もラグビーのにわかファンになりました。テレビ観戦でしたが、その迫力には圧倒されるばかりで、テレビの前にかじりつき日本代表を応援しました。本当に楽しい時間を過ごす事ができました。いつかグラウンドで生のプレーが見てみたいものです。
ラグビーの精神として知られる有名な言葉『One for all . All for one』ひとりはみんなのために みんなはひとつの目的のために。
ポジションによって役割が違う15人が、トライという目的のために一つになる。組織もラグビーの精神を見習い、いつかはoneチームになれるように頑張らなきゃと強く思う今日この頃です。
弊社のこの1年はお施主様、協力業者のおかげをもちまして現場での事故もなく、安全第一で今年も乗り越えられそうです。しかしこれからの45日が大事です。油断は禁物です。お正月前のお引渡しを控え、これから正念場を迎えます。安全第一に、段取りよく工程を進めるには、社員はもちろん工事に関わる全ての人が、同じ気持ちで仕事に取り組むことが最も大事です。これこそラグビーの精神『One for all . All for one』だと思います。これから45日間、万全を期して無事故でお引渡しをすることを念頭に頑張ります。
これからは寒暖の差も大きくなります。体調管理には十二分にご留意いただき、何事もなく新しい年を迎えていただければと切に願います。
皆様方のご多幸と、ご健勝をお祈りいたしまして、今年最後のご挨拶と致します。
令和1年(2019年)11月 代表取締役社長 穴見 敏幸