福岡県筑紫野市の注文住宅会社 悠建築工房スタッフによるブログです。

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悠建築工房スタッフブログ

未来ノ住マイ

[2017.1.10更新]

“ハウスビジョン”ってご存知ですか?

「新しい常識で都市に住もう」これがHOUSE VISIONの理念です。

展覧会テーマ「Co-dividual 分かれてつながる 離れてあつまる」は、たとえば分断されてしまったコミュニティや家族、人口減少が進む地域、少子高齢化が進む社会、さらには細分化されてしまった現代の課題を、いかに新たな環境の中で再統合していくかという視点を提供するものでした。

”吉野杉の家”s-img_5737「暮らすように旅をしよう」というコンセプトを持つAirbnbと建築家の吉田豪氏のコラボレーションによって生まれた作品です。現地のホストが旅行者に宿を提供します。コミュニティがホストになることで地域との新しい関係を目指したそうです。

 

大東建託と建築家の藤本壮介氏がコラボした作品「賃貸空間タワー」。

コンセプトは「賃貸住宅の再定義」s-img_5708

賃貸住宅は専有空間を最大化し、共用部分は通路という構成でしたが、この作品ではプライベート空間を最小化し、共用空間を最大化するように設計されています。

 

s-img_57091つの町のようなコミュニティを作り上げ、新しい価値を生み出そうという考えが根底にあります。一人一人の本を一箇所に集約させることで趣味や関心事を共有できる共用の本棚や、お年寄りも学生も使えるようなシアタールームがあるそうです。これらの仕掛けによって一つの街のような空間が生まれ、人と人のつながりを生みやすい環境になると思います。

 

”遊動の家”この作品は三越伊勢丹と建築家の谷尻誠氏、吉田愛氏のコラボによって作られ、コンセプトは「ライフスタイルが家になる」。定点居住していない「ニュー・ノマド」と言われる人々を対象としています。住民のイメージとしては世界を駆け回りパソコン1台あればどこでも働き、1年の3分の1の期間は海外出張中。そして、世界と比較して日本が独自に持つ良さを好み、認識している人物。s-%e7%84%a1%e9%a1%8c3s-img_5742

日本の「わびさび」や「余白」の美意識を活かすように高級家具で室内がレイアウトされていました。働き方がこれから変化していく中で、こういったコンセプトの家が増えてくるかもしれませんね。

 

 3-300x168 この未来住宅展示場では、新しい人と人のつながり、新しいコミィニティを提案しています。人がどのように、家族と他人と社会とつながっていくか。個人と家族、生活と仕事、都市と社会。日本がより豊かな社会になるには、孤独との付き合い方が重要だと考えます。それを解決できる方法のひとつとして、住宅があるのではないかと思います。これからの「住まい」はテクノロジーとアイデアによってますます変化していくことでしょう。「住まい」の限りない可能性を感じさせてくれる素晴らしい展示会。東京、お台場、次回開催は、是非行きたいです。

 

 kinoshita

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